今回のブログは、ウェディングの撮影現場をリポートします。
先日、新年初発の結婚式が青森県五所川原市でありました。
五所川原といえば、吉幾三で有名ですね！
この五所川原市に「プラザマリュウ五所川原」という大きなブライダルの式場があります。
独立型のチャペルが素敵で、披露宴会場も壮大な広さを誇ります。
今年からその壮大な宴会場をマッピングショーで彩るとのことで、ますます注目の式場です。
その式場のブライダル映像をサンプル撮影させていただくこととなり、雪化粧した五所川原へ足を運びました。
実は、今回サンプルとして撮影させていただく新郎新婦様は、令和元年末に前撮りをしていました。
前撮りとは、婚礼や祭事などにおいて、事前に衣裳などを来て写真などを撮りおさめるイベントです。
青森をはじめとした東北では、この前撮り文化がとても盛んなのです。
式当日は、時間やスケジュールが限られています。
その中で、アルバムにする写真や正装した型物などの記念写真を撮る時間はほとんどありません。
そのため、こうした前撮りを別日に設けて、ゆっくりとお二人のペースで満足いくまで撮影する風習が今も続いているのです。
今回は、サンプルということもあり、前撮りはチャペルや館内だけでなく、外ロケを決行しました。
場所は、青森県平川市にある「盛美園（せいびえん）」という庭園です。
盛美園は、弘前駅から弘南電鉄に乗り、最寄駅「津軽尾上（つがるおのえ）」から徒歩10分程度のところにあります。
江南電鉄は、青森の田んぼアートで有名な駅や、つゆ焼きそば名産の黒石市などを通るローカル電車です。
未だ、切符を改札鋏（はさみ）で人の手により切るところが、これまた情緒風情があり趣があります。
この電車に乗って、時間を忘れて車窓を見るだけでも観光しにくる価値があるのではないでしょうか。
車窓からは、一面地平線が見える田んぼが広がります。
白銀世界の様相は、とても厳かで静寂を感じることが出来ました。
青森には有名な庭園が幾つもあります。
今回もともと予定していた、弘前市にある藤田記念庭園なども有名ですね。
残念ながら、その藤田記念庭園は冬季休業中で撮影できないため断念致しましたが、桜で有名な弘前の春をはじめ、青い芝生が映える夏、紅葉が綺麗な秋と、一年を通して季節を感じることが出来ます。
ちなみに、ここ盛美園は大石武学流の造園を代表する庭園とのことです。
丁寧に管理されており、同じく四季折々を堪能出来ます。
外ロケをした後は、式場に戻りチャペル等で撮影を行いました。
ちなみに、ウェディングの動画と一言にいっても、プロフィールムービーやオープニングビデオなど種類がいくつかあります。
今回のサンプルは、いわゆるエンドロールと呼ばれるような披露宴の最後に流す動画を目的として制作しました。
厳密には、一般的な列席者や来賓の方々の名前が出る仕様ではなく、インタビューなどを交えて、映画やドキュメンタリーに近い作品として編集をしています。
当日の映像＋前撮の映像で作るサンクスムービーです。
一生に一度の結婚式。
やはり、想い出は綺麗に、そして幸せな形で残したいですよね。
我々ポーズクリエイションは、新郎新婦様や式場のスタッフの皆さんと親密にコミュニケーションをとりながら、その場にいる全ての人が笑顔で撮影を終えられるように、楽しい現場作りを心がけています。
また、映像商品１つ１つを作業ではなく「作品」と捉えて臨んでおり、その時その場所で、そのお客様にあったベストを提供し続けることに努力をしています。
今回の作品も、ご両家様をはじめ、式場の皆さまにも大変喜んでいただけました。
それは我々にとっても嬉しい限りで、これからの五所川原での展望がますます楽しみなものになったのは、言うまでもありません。
素敵な美男美女のお二人です。
近く、サンプルを公開できるかと思いますので、是非ご覧ください。
とても楽しい年末年始を過ごすことができ光栄です。
ご協力いただきました皆様、本当にありがとうございました！
POSE CREATION
貴方の撮りたい・創りたいを応援します。
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